iTeroエレメントとは?

「iTeroエレメント」とは、これまでシリコンと石膏で作っていた「歯型」を
ペン型の専用スキャナーによってスキャニングすることでデジタルの3次元データとして採得できる設備です。
高精度なデータを採得できることはもちろん、従来と比べてレーザースキャニングなので患者様にかかる負担を大幅に軽減できます。
当院では数ある入手可能なスキャナーの中でも、矯正治療のインビザラインシステムと
特に親和性の高いことを決め手に「iTeroエレメント」を導入しております。

高精度の画像採得が可能

iTeroエレメントは光学スキャニングとレーザースキャニングを取り入れた技術により、精度と正確性の高い画像採得を実現しております。
矯正治療の前後のシミュレーションをモニターで確認することができ、治療計画をわかりやすく説明することが可能になるため、患者様に矯正治療をより安心して受けていただくことができます。

高精度の詰め物・被せ物、マウスピースができる

従来のシリコン印象はゴムのように柔らかい材料を使用するので、どうしても歪みやずれが生じてしまっておりました。また、歯型を採取するスタッフの経験や勘が一人ずつ異なるため、精度にも差が…
しかし、iTeroエレメントを使用してスキャニングすることで、そのような誤差のない画像が採得できるため、より高精度な詰め物・被せ物、マウスピースの作製が可能になります。

  • 高精度詰め物・被せ物でむし歯の再発リスクが低くなる
  • 高精度の装置で行うマウスピース矯正は治療期間の短縮が期待できる

このように高精度の詰め物・被せ物、マウスピースの使用は治療の効率化やお口の健康状態にも大きく影響します。

高精度の画像採得が可能

ペン型スキャナーの先をお口に入れて約10分~15分で歯型が採得できるため、長時間静止する必要がありません。スキャニング中も呼吸ができ、口が開きにくい方もご利用可能です。
誤って飲み込むなどの従来のシリコン印象材によるリスクも、iTeroエレメントでは心配ありません。不快な味もなく、嘔吐反応も少ないです。
このように、短時間で負担も少なく歯型を採得できるため、お子様からお年寄りの方まで安心してご利用いただけます。
また、スキャニングの先端は患者様ごとに使い捨て(ディスポーザブル)しているため衛生的です。

  • 嘔吐反応や不快な味がない
  • 誤飲の心配がない
  • 長時間静止する必要がない
  • 呼吸ができて息苦しくない
放射線を一切使用しません!
iTeroエレメントはレントゲンやCTとは違い、放射線や強力な磁気を使用せずに3次元データを取得します。お子さんや妊娠中の方も、より安心してご利用いただけます。
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マウスピース型矯正治療における有用性

型を輸送する手間がないので早く完成する!
大人のマウスピース矯正「インビザライン矯正」を行うためには、マウスピースを製作するために患者様の口腔内を型採りし、それをアメリカの専門施設へ輸送する必要があり、通常は完成からお渡しまで約1ヶ月程かかります。
しかし当院ではiTeroを使用するため、精度の高い型採り・パソコンへの取り込みがすぐにでき、口腔内のデータをインターネットで即時に送ることが可能なので、2〜3週間ほどで治療を開始することができます。
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iTeroスキャニングからインビザラインができるまで
  • 1
    歯型のスキャニング
    最初に口腔内を上下左右の4分割でスキャンし、歯型をデータとして採得していきます。
  • 2
    スキャンした歯型をiTeroで確認
    iTeroの3Dモニター画面で歯型を確認し、記録に不備などがないかチェックをします。
    すぐに確認できるため、万が一歯型に記録不足があった場合も、後日 再度スキャン(型採り)しに来院していただく必要はありません。
  • 3
    治療計画の作成
    インビザライン治療を開始する前に、治療計画シミュレーションを数日で数パターン作成します。
    治療計画を説明し、納得されてからマウスピースを作製します。
  • 4
    マウスピース作製・治療開始
    治療計画に基づいたマウスピースを製作するため、アメリカにデータを送ります。
    製作されたマウスピースが日本に到着しましたら、インビザライン矯正を開始します。
  • インビザライン矯正について詳しく見る
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